ライスワークとライフワーク2

▪️書籍の紹介
「キャリア未来地図」の描き方

▪️概要ーーーーーーーーーーーーーーーー
・ライスワークと
 ライフワーク
 の2軸で考える新しい働き方

・今いる場所から
 未来を作る方法

・上記のように、
 キャリアについて、
 「今」や「過去」を大切にしながら
 今後のキャリアを捉えていく
 という視点の重要性が説かれています。


・実際のノウハウや事例も
 筆者自身の経験を含めて記述されており、
 とても読みやすい内容となっています。


・特に「転職」がちらついている方には、
 ぐさっと刺さる印象深いコメントが
 散りばめられており、
 ハッとさせられることでしょう。


・キャリアについて考える上で、
 必読の一書です。


▪️感想ーーーーーーーーーーーーーーーー

・本書では、
 仕事だけにこだわらず、
 仕事、趣味の両方を
「さまざまな可能性が存在するフィールド」
 と捉え、
 
 自らが熱狂できるような「創造領域」
 までスキルを引き延ばすことが重要
 と記述されています。


・「転職」というものは
 リセットボタンに近いもので、
 そのボタンを押すと、
 何か希望に満ち溢れた世界が巡ってくる
 ような錯覚を覚えます。


・しかし、
 リセットするいうことは、
 レベル1から再スタートする
 ということであり、

 転職によって、
 いままでの経験や時間を
 少なからず無駄にすることになる。
 この視点は本書を読んで
 最もハッとさせられる部分です。


・今までの経験というものは、
 自分が何らかの理由で
 選択してきたものであり、
 望んでいなかったとしても
 何らかの適性が潜んでいる可能性の高いものです。

 現業務を数年続けてきたのであれば、
 その分野に関するスキルは、
 他業界の人間よりも確実に高いはずです。

 そういった、今までの経験やスキル
 といったものを棚卸しし、
 その価値を自らがしっかり認識した上で、
 今後のキャリアを考えていくことに
 無駄はないはずです。


・全て捨て去るよりも、
 今、この時点の自分を
 どういった方向性で育てていくのか。
 そういった視点で今後のキャリアを
 紡いでいくべきなのかもしれません。
 


▪️印象に残った記述ーーーーーーーーーーー

・この本で私たちが提案するのは
 「OR」ではなく
 「AND」人生の模索と実践です。

  「選択の人生」
 でなく
 「創造を重ねる人生」
 の方が楽しい。


・本業はしっかり続けること
 自分のやりたいことにも妥協しないこと


・ライスワーク=やりがい
 ライフワーク=生きがい


・大学では
 「公募型論文」
 を募集していることがあります
 「公募ガイド」
 という雑誌で自分が書けそうなエッセイは
 全て書いて提出していました。


・ライスワークで
 「創造領域」に達するのはたやすい。


・活動内容が
 「消費」でなく「創造」
 であるなら、全然疲れない。


・会社以外の場所で
 自分らしさを発揮して
 誰かを喜ばせているだろうか?


・仕事でも創造領域まで行った人に
 新たな役割とミッション
 が与えられるものです。

 1つも業務が突出していないのに
 転職して違う環境を求めるのは
 実は効率的ではありません。

 なぜなら、新たな転職先は
 全く業務も違い、ゼロベースですから。

 ここから創造領域へ到達するのは
 今までの経験値を捨ててしまうようなもの


・夢中になってのめり込むような状態
 =「ステュディオス(studious)」

・フリーランスとして悠々とやっていけるほどの価値をお持ちの方はやはり少数です。

 20代後半で自他共に認める実力を持つ人はほとんどいないのが現実。
 

 逃げの転職をした先には
 ハッピーはありません。


・アウトプットを着実に出し続けていると
 それに応じた「立場」がついてきます。

 出世して立場が変わると
 簡潔に言うと
 「仕事がしやすくなる」


・君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?

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